◆欧州浪漫~P2トップオブヨ-ロッパ♪終点は標高3454mのユングフラウヨッホ (ヨッホは鞍点というような意味)で、 別名トップオブヨ-ロッパといいます。 鉄道で上るヨ-ロッパ最高地点だからです。 そういえば今気が付いたのですが、 今年5月には日本の鉄道最高地点である 小海線の野辺山高原を走りました。 このときにはまだ ヨ-ロッパ旅行の話はなかったのです。 とても不思議な符合です。 列車を降りても息苦しくて、 ユックリとしか歩けません。 ようやく展望スペ-スにたどり着き、 お茶を飲んで休憩です。 ここからさらに高いスフインクス展望台へは エレベ-タ-で行くのですが、私達は断念。 ずっと息苦しくて 下りの電車を待ちました。 デジカメもバッテリ-切れ、 私も電池が切れたかのようでした。 ふと窓の外を見ると、世界遺産になっている ヨ-ロッパ最大のアレックス氷河が ゆるやかなカ-ブを描いて流れています。 そして烏が、なんと窓の外に止まっています。 ああ、烏のその自由なこと! 体調不調な私にはなお更でした。 この展望スペ-スを外から見ると こうなっています。 上にすこし見えるのが スフインクス展望台です。 これがスフインクス展望台です。 この2枚の写真は雑誌からの転用です。 よくまたこんな所に作ったものだと、 人間の欲望のその限りなさに驚きました。 ようやく下りの列車の時間となり、 またしばらく歩かなければならず、 これまたひと苦労でした。 我ながら情けなかったのは、 すこしの階段でもとてもきつくて もう足がほとんど動かないような、 とっても変な感じなのです。 登山家が高山を登るときに ものすごくユックリとした 一歩一歩ですが、まさに同じです。 登山は大変だとしみじみ感じました。 でも帰ってきたら、そんなことよりも 素敵な景色に満足したという思いが 勝ってしまうのですから 調子が良いですよね。 スイス-湖街道♪ クライネシャイデックに戻ってきて、 他の人達がアイガ-グレッチャ-から クライネシャイデックまで ハイキングしながら降りてくるのを待つ。 是非このハイキングには行きたかったのだが 体調不十分でやむをえない。 待っている間に美しい山々を背景に撮影。 一番右の真白な山はシルバ-ホルンという山。 大変綺麗だ。 合流後ランチだったがまだ回復せず、 ほとんど食べられなかった。 ふたたびグリンデルワルドからバスに乗り、 チュ-リッヒ経由で 一路ジュネ-ブを目指す。 このコ-ス上には湖が沢山あり、 そのほとりを走る。 湖街道とでも名づけたいコ-スだ。 そのうち疲れで眠くなり、 気が付くとジュネ-ブにきていた。 ここも大きなレマン湖のほとりにある フランスとの国境の町だ。 ドイツ圏のスイスとはかなり違い、 フランスっぽい雰囲気が漂っている。 有名なモンブラン橋のたもとです。 レマン湖のほとりにやってきました。 高さが140M以上にも成る 凄い噴水が見えてきました。 時刻は9時頃ですが まだこんなに明るいですね。 ようやく体調も戻ってきました。 ではこれから熟睡して、 明日はいよいよ花の都パリ♪ 補足 写真はどれもインスタントカメラの 現像を再撮影のため、不鮮明ですがご容赦を。 画素数も極力少なくして、枚数を稼ぎます。 もうフォトアルバムには 2000枚以上入っています。 駅の中の国境 ♪ 朝、ジュネ-ブの玄関口 コルナバン駅に着く。 今日も快晴! 今回の旅行は本当に 天候に恵まれた旅でした。 駅の中になんと スイスとフランスとの国境があります。 でもほとんど形式的で、パスポ-トにも 目もくれなかったような感じで拍子抜けでした。 何の緊張関係にもない、仲良しお隣、 言葉も同じならばですね。 ここを通過するとTGV専用のホ-ムです。 ちょっとTGVでパリへ♪ と言うと、バカモノといわれそうですが、 実際パリから現在は沢山の TGVル-トが出来上がっているようです。 ここから約3時間半でパリに着きます。 列車内部はかなり狭い印象。 日本の新幹線の方が広いですね。 でもゆれはTGVの方が少ない印象。 車窓風景は 起伏に乏しい平坦な眺めが大半。 日本やスイスのような ダイナミックなながめがほしかったです。 すこしうとうとしているうちに 列車はパリのリヨン駅に到着。 いよいよパリにやってきました。 パリの車窓風景♪ パリは凱旋門中心に、放射状に広がる ほぼ同じ高さの古いビル群で有名です。 当時の法規制の産物だそうです。 パリの車窓風景をお楽しみください。 ビルの3階が貴族の住居というのが 多くて、一番綺麗だそうです。 よく見ると作りも違っているようです。 それにしても、この壁の色が パリの色ですね。 街角のカフェで人々の交流があります。 右にセ-ヌが流れていました。 渋滞になっても、 見飽きないパリの車窓でした。 ム-ラン・ル-ジュ ♪ なんとか広場の銅像です。 あちこちに像が建っていて、 とても覚えられません。 二階建てバスですね。 そういえばデイズニ-の2階立て 屋根なしバスも走っていました。 かの有名なム-ラン・ル-ジュです。 赤い風車という名のキャバレ-。 エッフェル・レデイ♪ 大きな看板が見えてきました。 エッフェルレデイとでも呼びたくなる、 パリっ子好みの看板です。 そして、お待たせしました。 エッフェル塔ですね。 以前は東京タワ-と較べて、 エッフェル塔より洗練されていると 思っていたのですが、 目の前で見ると、 この美しさが伝わってきます。 東京タワ-は真ん中にビルがあり、 ビルからエレベ-タが垂直に上がるのですが、 エッフェル塔にはビルはありません。 足の部分から、なんと斜めに 上がります。 ノ-トルダム寺院♪ ノ-トルダム寺院は、 セ-ヌ川の中州のようなシテ島に建つ、 ゴシック建築の代表的な建築物です。 このシテ島こそパリの発祥の地といわれます。 1163年に着工され、 170年の月日をかけて作られた、 大変古い寺院です。 ここは二回目、1回目は冬でした。 懐かしいです。 全景(後ろ姿)です。 中には、この寺院の象徴である キリストの亡骸を抱いて悲しむ 聖マリア像があります。 有名なステンドグラスで、 北のバラと呼ばれています。 この直径はなんと13mもあるとか! 中は大変厳かな雰囲気です。 カメラ撮影は良いとのことでしたが、 フラッシュは厳禁です。 そういえば、以前騒がれた ノストラダムスの大予言。 フランス語読みでは、 ノ-トルダムなんですよね。 ノ-トルダム寺院~聖書の彫刻♪ 各部に彫刻が刻まれています。 凄い量ですね。 これが膨大な建設時間の 大きな理由なのでしょう。 ガイドさんの説明によれば、 昔の人々は聖書が読めなかった。 そこで、絵や彫刻などで視覚に訴えて 聖書の世界を伝えようとしたとのことです。 これらの彫刻一つ一つが 聖書の中の珠玉の言葉だと思えば、 昔初めて新約聖書を読んだ時の雰囲気、 不思議な力で抱擁されていくような そんな錯覚が蘇って来ました。 ガラスのピラミッド in LOUVRE♪ 遂にやってきました。 今回の旅行で一番行きたかった場所を 一つあげるなら ここル-ブル美術館です。 ちょうど一年前、京都の都メッセの近く、 京都市美術館で開催された ル-ブルの大理石彫像展。 そのときにはまさか一年後に ここル-ブルに来るとは思ってもいませんでした。 1793年に設立されたルーヴル美術館は、 ヨーロッパで最も古い美術館の1つであると同時に 世界最大の美術館として、 毎年500万人もの来館者がある人気の美術館です。 美術館入り口に達つ、 建築家イオン・ミン・ペイによる ガラス張りのピラミッドが 私達を出迎えてくれました。 その内部はこうなっています。 実は中には逆さのピラミッドもあります。 SF映画を見ているような 不思議な気持ちになりますね。 古い石造りの宮殿に並ぶ古代のア-ト。 それに対峙するモダンア-トのような ガラスのピラミッド。 ふと、フランス映画、 「ガラスの部屋」を思い出しました。 サモトラケのニケ♪ ル-ブル美術館は、の3棟のうち、 有名な「モナリザ」「ミロのビ-ナス」 「サモトラケのニケ」が、皆ドノン翼にあります。 その最初のお宝「サモトラケのニケ」は、 サモトラケ島で発掘された 勝利の女神ニケの彫像です。 その優美で躍動感あふれる姿や 腕と頭部を欠いていますが、 翼を広げた女性という 独特なモチーフなどが大変印象的です。 大理石製で高さは328cm。 胴体はほぼ完全でしたが、 翼はばらばらの状態で発見されたそうです。 復元された像は1884年にルーヴル美術館の 『ダリュの階段踊り場』に展示されています。 紀元前190年、シリアのアンティオコス 3世との海戦に勝利したロードス島の人々が それを祝ったものとする説があるそうです。 当時は船の舳先に立っていたとされています。 そうです、あの名画「タイタニック」で 主人公達がタイタニックのへさきで 夕日に照らされながら手を広げるシ-ン。 まさにそれが、 勝利の女神「ニケ」の姿なのですね。 余談ですが、 実はスポ-ツシュ-ズでもおなじみの ナイキ、これはニケのことです。 ル-ブルの宝石達♪ 名画の前に名工芸品をご紹介。 しかも石関連で。 ご存知ラピスラズリ製です。 洗練されたフォルムですね。 これガイドさんの説明では 水晶製とのことでしたが、 まさかね。 多分練りのことなんでしょう。 もし本当に水晶をくりぬいたとしたら、 あの水晶どくろよりも凄いです。 一番凄いのは、この透明石ですね。 正真正銘のダイヤモンド。 まさにル-ブル・サイズです。 ミロのビ-ナス♪ ミロのヴィーナスは、高さは203cmの 大理石彫像であり、 理想的な八頭身美人像で有名ですね。 紀元前130年頃の作品といわれています。 ギリシア神話における、愛の女神= アフロディテの像とされており、 その英語名からビ-ナスと呼ばれます。 「ミロ」は発見地メロス島に由来します。 WEB情報によれば、 この像が海外に出たのはただ一度 1964年の京都なんだとか。 だからでしょうね、 日本人には特に有名です。 ル-ブルの絵画群♪ 一流美術館の個室に陳列される 一級作品がル-ブルでは 廊下にずらずらと並んでいます。 こんな感じです。 こちらは部屋の中ですが こんな感じです。 彫像群も こんな感じです。 頭がヘンになってしまいます。 モナ・リザの謎の微笑♪ いよいよやってまいりました。 モナ・リザ様のお部屋です。 モナ・リザ=マダム・エリザベ-タ ですね。 ル-ブルでもモナ・リザは別格。 お土産店にもモナ・リザが 所狭しと並んでいました。 「モナ・リザ」は、 ・モデル不詳。 ・眉のない不思議な微笑み ・空気遠近法 ・ピラミッド構図 ・スフマ-ト表現 ・レオナルドダビンチ作 などで、 ル-ブルの目玉作品となっています。 もちろん完成度の高さでも、 芸術性の点でも、 すばらしいのはその通りですが、 どうも、この微笑が あまり好きになれません。 目が笑っていないからです。 心から笑う時には目も笑うので、 口元だけの愛想笑いは、 気をつけているとすぐにわかります。 私は、「洗礼者ヨハネ」の 微笑みの方がはるかに好きです。 ロマン派ドラクロア♪ 民衆を導く自由の女神 =Liberty Leading the People ドラクロアの代表作です。 古典派の性的な絵画と違う 強い色彩と、躍動美、 とてもダイナミックで、 音楽的でさえあるこの作品は ロマン派の代表作でもあります。 このドラクロア、 なんと美術の先生は、 このル-ブル美術館だった というのですから・・・ 不思議なご縁ですね。 モダン・ビ-クル♪ 一応撮影の許可を得ての撮影です(^^)。 おしゃれなパリの風物詩ですね。 ここで10年前に・・・♪ プリンセス・ダイアナよ永遠成れ! ここでパパラッチから避けようと、 高速走行の末にトンネル内の壁(柱?) に激突して大破し、 同乗の婚約者と共になくなったのは、 ちょうど10年前、 1997年8月31日のことでした。 どうしてここで事故が起こったのか? 不思議に思うような場所ですが、 事故の直前の合流路で、別の車との接触し、 それが事故の引き金になったようです。 当時、世界中が悲嘆にくれたことを 思い出しました。 自由の女神像in PARIS♪ 車窓からの一瞬でした。 ニュ-ヨ-クの自由の女神のル-ツ 本家本元だと思っていましたが、 実はネット情報ながら2説あるそうです。 ひとつは、フランス人が アメリカの独立を記念して贈った 自由の女神像の試作品という説。 もうひとつは、自由の女神像の返礼に フランスに住むアメリカ人たちが 自由の女神の一部を削って 小さな自由の女神像を パリに贈答したという説です(^^)。 エトワ-ル凱旋門♪ 凱旋門はあちこちにあり、 この有名なエトワール凱旋門は、 エトワ-ル広場にあるので こう呼ばれます。 エトワ-ルとは、 この広場を中心に放射状に通りが 12本伸びており、 それがまるで星のようにみえるから といわれます。 フランス語で星=エトワ-ルですね。 歴史的には、1806年、 ナポレオン・ボナパルトが建設を命じました。 ルイ・フィリップの復古王政時代、 1836年に完成しましたが、 そのナポレオンは凱旋門が完成する前に 既に亡くなっていました。 日本では江戸時代末期ですね。 その通りの中で特に有名な、 シャンゼリゼ通りからみた遠景です。 お~シャンゼリゼ-♪ バスで通り過ぎました。 この下には多くの無名戦士が 埋められているそうです。 神の島へ♪ パリから約4時間、 絵年とバスに揺られて、 ついたのは、バイキングの中継地 ノルマンジ-。 天気がよければイギリスが見える気がする 北フランスに、それはありました。 神の島。 4月に伊勢に行ったときにも 神の島がありましたが、 またもや不思議な符合。 それは、「モン・サン・ミッシェル」 =聖ミカエルの山 世界遺産の島です。 ミッシェル=マイケル=マイク =ミカエル=ミッチェルなどなど みんな印欧語の音韻変化によって 変化した同じ言葉でしょうね。 大天使ミカエルです。 ようやく見えて気ました。 良くぞ、こんな凄いものを作った。 神のお告げが始まりとされる 不思議な魅力に満ちた寺院です。 近づいてみると、まさに岩山。 さらに接近すると、 紛れもなく風化が進んだ花崗岩です。 赤い長石のタイプです。 現在の大西洋中央海嶺による 海洋玄武岩地帯、 アルプス近辺の 石灰岩地帯ともちがう、 プレ-ト収束部に伴う 地下深部でユックリ冷却した 花崗岩マグマの塊が 地表にぽっこり顔を覗かせています。 大造山運動の エビデンスかもしれません。 門前・ミッシェル♪ 入り口です。 中はこんなに人が一杯、 お土産屋さんも一杯。 台湾の九分を思い出しました(^^)。 まるで門前町のような景色ですね。 でも、この上は厳かです。 人力リフト♪ 中にはこのような巻上げ車がありました。 どうやら水や食料などを人力で 吊り上げる装置のようです。 リフトなどない時代の苦労がしのばれます。 巻き上げ車の先を見ようと 窓から乗り出すと、ぞぞ~っ ずいぶん高いですねっ。 駐車場のバスが小さく見えます。 もともとは海岸から離れた 小島だったのですが、 道を作ってつないだために 砂州が発達しすぎたようです。 近い将来、道の代わりに 橋を掛ける予定だそうです。 石の上に数百年♪ 仲見世通りを過ぎて、 花崗岩を積み上げた修道院内部を通って 上っていきます。 かなり急で息が切れそうです。 11世紀に着工してから、 数百年も作り続けた石積み修道院。 「継続は力なり」! 宗教の力を感じました。 天空の城ラピュタ♪ 屋上の中央に庭園があります。 一瞬、天空の城ラピュタを思い出しました。 どこからか、あの朽ち果てたロボットが 出てくるような錯覚につつまれました。 すると、このモンサンミッシェル自体が 虚空を旅するラピュタのようにも 思えてきました。 フランス北部を旅するラピュタからの 眺めはゆったり最高ですね。 はるか眼下に見える隣の島から、 材料の花崗岩を 切り出したようです。 そうです! モンサンミッシェルは プレ-トの雲に浮かぶ ラピュタ(=石)そのものですね。 アルファ・・・オメガ♪ ラピュタの中の修道院の内部は こうなっています。 ゴシックですね。 ここは食堂です。 スリットから採光する 現代的な様式ですね。 闇に浮かぶレリ-フです。 記されたアルファ オメガ。 私はアルファであり、オメガである という事なのか? 人の生の始まりから終わりという事なのか? 強い印象で迫ってきました。 太陽王の建てた宮殿♪ パリの西方約20キロに位置するベルサイユ。 「朕(ちん)は国家なり」 という言葉を残した太陽王ルイ14世は、 王の絶対的な権力を示すため、 17世紀、この地に宮殿を建てました。 そこに貴族を住まわせ、 反抗できないように監視したとも 言われています。 その建造物、彫刻、装飾の豪華さと美しさは、 当時ヨーロッパ中の人々を驚かせ、 今尚、世界文化遺産として 海外から多くの人々が押し寄せる ドル箱観光スポットになっています。 このヴェルサイユ宮殿に比較されるのが、 オ-ストリアのシェ-ンブルン宮殿。 去年はそこに行ったのですが、 今年このヴェルサイユに来るとは 夢にも思っていませんでした。 やはりヴェルサイユの方が、 ワンランク上でしょうか。 ブルボン家の家紋つきの門がお迎えです。 左右の建物が大きいです。 とてもワンショットでは撮れません。 さてこれからいよいよ内部へ入ります。 謎の石「フリント」♪ ヴェルサイユ宮殿の広場を歩いていたら、 白い石の中に瑪瑙のような珪質鉱物が そこかしこに転がっていました。 ヴェルサイユ宮殿で、 こんなものに注目するのは、 私くらいなものでしょう。 最初は瑪瑙かオパ-ルかと思ったのですが、 なんと前夜ホテルで撮影していた写真に そのヒントがありました。 (帰国後に気が付きました) これがその「フリント」の写真です。 かなり大きくて、手に持てるサイズと 重さではありません。 ヴェルサイユ宮殿の物は とても小さくて、 大きな直径で40ミリ程度です。 でも、物は同じだと思います。 つまり白亜(石灰岩質)の中にできる 石英と同じ成分。 サンポ-ルをかけると、 周囲の白い部分だけ発泡します。 どうして石灰岩の中に、 珪質ノジュ-ルができるのでしょうか? 白亜の中にあった微量な珪質成分が 次第に合体して結核状構造が できあがったそうですが、 真偽ははたして~??? 一番近い仲間は津軽小僧 (珪乳石)だと思います。 瑪瑙もオパ-ルは近縁だと思います。 チャ-トも縁戚ではあるでしょう。 日本では出ないと思います。 フランスやイギリスに多いのだとか。 思いもかけない、 自分へのお土産になりました。 ♪ 鏡の間♪ ヴェルサイユ条約は、 まさにこの「鏡の間」で調印されたのです。 でもこの鏡、 一点の曇りもないものかと想像していたら、 長い年月を経たためでしょうか? ややくすんでいました~ちょっと残念。 写真は天井画2枚ですが、柱も、大理石壁も、 絵画も、彫像も、皆超一級品ばかり。 世界中の人たちのためいきが あちらこちらで聴こえます。 フラッシュでなければ、 写真撮影はほとんど問題ありません。 庭園広場♪ 裏庭というにはあまりに広い ヴェルサイユ宮殿の裏庭! 直線的に広がる景観は、 エッフェル塔近辺とよく似ています。 日差しも強くて、最高の天候にも恵まれた 最後の観光地となりました。 ドイツとフランス ♪ ロマンチック街道の花、 ロ-テンブルクです。 たそがれのパリにそびえる エッフェル塔です。 ドイツとフランス。 国旗を見ても同じ三色旗ながら、 さわやかな白赤青のフランス国旗、 重厚な黒黄赤のドイツ国旗。 言葉も流麗で歌にあうフランス語、 がちがちで演説的なドイツ語。 おしゃれで情緒的なフランス人、 朴訥で一本気、論理的なドイツ人。 まるで違う両国を旅できて とても面白かったです。 だいぶ長く書き連ねましたが、 そろそろ欧州街道の旅日記はこの辺で。 あ~ヤッパリ旅っていいですね~(^^)。 |